カテゴリー
HHKB PC

HHKB Pro2 Type-Sを半年使った感想

皆さんはHHKBというキーボードをご存知でしょうか。

私は半年前に購入を決心してからずっと使っているのですがおおよそ満足しています。

ただ後述しますが少しだけ不満があります。

とりあえずHHKBを知らない人のためにHHKBが何なのか説明していきます。(説明が要らないかたはこちら)

HHKBは静電容量無接点方式のキーボードの中でも尖ったキーボードなのですが、まずキーボードの種類について説明しておきます。

キーボードの種類

キーボードにはメンブレン方式、パンタグラフ方式、メカニカル方式、静電容量無接点方式の4種類があります。

メンブレン方式はドーム状のゴムを物理的に押して文字を打つタイプで値段があまり高くなく少し厚いタイプのキーボードに採用されていることが多いです。

パンタグラフ方式はノートパソコンについているような薄いキーボードのことで電車のパンタグラフのようにキーを支えているためそう呼ばれています。

メカニカル方式は近年日本でも活発になってきたe-sportsで使われるようなゲーミングキーボードによく採用されていて赤軸、青軸、茶軸、黒軸というように内部のバネの重さやクリック感のあるなしなどで色分けされています。

静電容量無接点方式は基本的にはメンブレンと同じような構造なのですが、ドーム状のゴムの中に金属製のバネが入っていて、バネが縮むことで基盤とバネとの間の静電容量が変化し、容量の変化を感知して文字を入力するというタイプです。

基本的にはパンタグラフ方式=メンブレン方式<メカニカル方式<静電容量無接点方式の順に値段が高くなっていきます。

静電容量無接点方式には東プレのRealforceやPFUのHHKB、LEOPOLD社のFC980Cその他海外製のものがあり、基本的に値段が張ります。

HHKB全体像特殊な英字配列

HHKBはその中でもコンパクトキーボードの元祖的存在でUNIX配列を元にしているため普段使うことのあるキーボードとはキー配置などが変わっています

Type-Sの証Type-Sの証

そして私が使っているType-Sは普通の無印HHKBに静音機能が付いたもので、タイプ音が抑えられておりHHKBの中でも少し高めの物で3万円ほどします。

また、基本的に店頭に無印HHKBが置いていないだけでなく、無印HHKBが置いてあってもType-Sは置いて無いです。

触って確かめてから買うという事が出来ない為、ネットを検索して他人の情報を見て買うか考える必要があります。(特に静音がどれくらいされているのか、フィーリングは無印とどう違うのかという点)

かく言う私もHHKBの存在を知ってから8年程してからやっと買う決心が出来ました。

HHKBを買った理由と感想

なぜHHKBが欲しくなったのかというと、持っているキーボードがPS2という時代遅れのインターフェースで、ノートパソコンやスマホに繋げなかったのと、FPSをやるときにコンパクトでNキーロールオーバーに対応しているキーボードが欲しかった為です。

キーボードのうち心地はそこまで不満ではなかったので購入に至ってなかったのですが、大学に入学してからスマホで文字を打ちたいという気持ちが大きくなったのと、たまたま金銭的余裕が有ったため購入してしまいました。

さて、説明はこれくらいにして半年使ってみた感想なのですが、基本的には凄く良いです。

文字を打つということに関しては全く不満がありません。

当初考えていたスマホでの使用ですが、OTGケーブルを使うことで無事使うことが出来ました。しかし、接続が面倒な為、新しく発売されているBluetooth版にしておけば良かったかなと少し思っています。ただBluetooth版は静音ではないので外で使うのには気を使う可能性があります。Bluetooth版の静音タイプがあればいいんですけどね。

一番の懸念であった特殊な文字配列ですが、DIPスイッチで設定変更すれば普段の配列に完全とは言わないものの近づけられる為、使っていると慣れてしまいます。(特にBackspace Control 矢印キー)

ControlキーがShiftキーの上にある特殊なControl付近の配列Enterキーが横長でDeleteキーしか無い特殊なEnter付近の配列これがDIPスイッチ(見辛くてすいません)設定変更表

今から買おうと思っている方は持ち運びをするならBluetooth版がいいかも知れません。持ち運ばないなら有線で無印、Type-Sどちらでもいいと思います。

とりあえず買って損するものではないと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です